「sakamotocommon」は、坂本龍一が遺したものを共有化する試みです。坂本龍一の知的・物質的遺産のコモン化を目指し、未来のクリエイターのために利活用することを目指します。
坂本龍一は、完成した作品よりも、「プロセスが面白い」と常に語っていました。であればこそ、遺されたものは美術館や博物館の奥深くに「収蔵」されるべきものではなく、坂本自身が死してもなお、新たに耕され、更新されていくべきもの、「プロセス」はいつまでも続いていくものだと考えます。
「sakamotocommon」は、その「プロセス」を含めみなさんに開放していくことを試みます。
趣旨
- 坂本龍一が遺したものを利活用し、新しいクリエイションを生み出す。
- 坂本龍一が遺したものとクリエイターとの接点を作る。
- 坂本龍一が遺したものと人々が触れることのできる場を作る。
関連活動
アーティスト・イン・レジデンス スタジオ
坂本龍一が生前愛用していた楽器やヴィンテージのシンセサイザーなど、プライベートスタジオの機材をそのまま移設・活用し次世代に継承する活動。滞在型の施設を起点に、国内外のスタジオとも連携することで、内外を問わず次の世代のアーティスト育成につなげていきます。
この取り組みは、以下のメンバーにより制作・運営されています。
- sakamotocommon
- Kab Inc.
- KAB AMERICA INC.